消費者金融の返済方式について
消費者金融の多くはリボルビング払い(リボ払い)と呼ばれる返済方式をとっていますが、リボルビング払いについて正しい知識を持っていますか?
このページでは、リボルビング払いについて説明します。
リボルビング払いとは?
リボルビング払いでは、利用限度額の範囲内であれば、何度でも借入と返済が行え、その月の合計借入額に応じた返済が必要になります。
分割払いとリボルビング払いの違い
分割払い・・・借入ごとに契約が結ばれ、契約後は返済のみを行う。
リボルビング払い・・・自由に借入と返済を繰り返すことができる。
リボルビング払いには、「利用額が増えても毎月の支払額が変わらないため、借金が増えているという実感が沸きにくい」「返済期間が長くなるので、利息の負担が大きくなる」といったデメリットがあることを理解しておく必要があります。
現在多くの消費者金融で採用されている方式は、「残高スライド元利定額リボルビング方式」です。消費者金融を利用するのであれば、これだけはどういった方式なのか知っておきましょう。
残高スライド元利定額リボルビング方式とは
「残高スライド元利定額リボルビング方式」とは、借入金額ごとに月々の最低支払額が段階的に変動する方式です。
例えば借入金額が10万円~20万円であれば、毎月の最低支払額が8000円、20万円~30万円であれば12000円などとなります。
残高スライド元利定額リボルビング方式で注意しなければいけないのが、最低支払額の中に利息の支払いも含まれている点です。
- 例)20万円を借りている場合
- 最低支払い金額・・・12000円、利息(年利18%)・・・約3000円
元金の返済にあてられる金額:約9000円
- 例)29万円を借りている場合
- 最低支払い金額・・・12000円、利息(年利18%)・・・約4400円
元金の返済にあてられる金額:約7600円
- 例)30万円を借りている場合
- 最低支払い金額・・・16000円、利息(年利18%)・・・約4600円
元金の返済にあてられる金額:約11400円
場合によっては、借入額は大きくなっているのに、元金の返済にあてられている金額は少なくなります(つまり返済期間が長くなり利息も多く支払うことになる)。消費者金融をご利用の際は、毎月ただ最低支払額を払うのではなく、払った金額のうち、いくらが元金の返済にあてられているのかを、常々把握しておくことが必要でしょう。
その他のリボルビング払い方式
リボルビング払いは、大きく分けて「定額方式」「定率方式」「残高スライド方式」と3種類に分類されます。
- 定額方式・・・借入金額に関わらず毎月指定された金額が最低支払額にになる方式
- 定率方式・・・借入金額に対して決められた割合の金額が最低支払い金額となる方式
- 残高スライド方式・・・借入残高に応じて、段階的に定額、または定率を変更する方式
上記の3種類がそれぞれさらに細かく分類されます。
- 定額方式
1、元利定額リボルビング方式
指定した一定額が最低支払い額となり、支払った金額が利息と元金に充当されます。2,元金定額リボルビング方式
指定した一定額に利息を加えたものが、最低支払額となります。一定額は元金に充当されるため、元利定額リボルビング方式に比べ、返済が早く終わります。
- 定率方式
1、元利定率リボルビング方式
借入残高に利息を加えた額に対し、決められた割合の金額が最低支払い額になります。2,元金定率リボルビング方式
借入残高に対し、決められた割合の金額に利息を加えた金額が最低支払い額になります。
- 残高スライド定額方式
-
借入残高に応じて段階的に返済定額が変更される方式。
1、残高スライド元利定額リボルビング方式
借入残高に応じた一定額が最低支払い額となり、支払った金額が利息と元金に充当されます。2,残高スライド元金定額リボルビング方式
借入残高に応じた一定額に利息を加えたものが最低支払額となります。一定額は元金に充当されます。
- 残高スライド定率方式
-
借入残高に応じて段階的に返済定率が変更される方式。
例えば10万円~20万円であれば、一定率が6%、20万円~30万円であれば5%などとなります。1、残高スライド元利定率リボルビング方式
借入残高に応じた定率を乗じた金額が最低支払い額となり、支払った金額が利息と元金に充当されます。2,残高スライド元金定率リボルビング方式
借入残高に応じた定率を乗じた金額に利息を加えたものが最低支払額となります。一定額は元金に充当されます。
基本的に、最低支払い金額のみを毎月返済している場合、返済期間も長くなり、利息を多く支払わなければならないシステムになっています。
ご利用の際はしっかりとした返済計画をたてて計画的な利用をしましょう。
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